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霊会話の場

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自分のために広告の裏にメモをとる気分で気楽に書いています。

心の時代 メモ

★恐山菩提寺院の僧侶のお話★

なぜ死ぬのか?
なぜ、自分が他の人間ではないのか?(子どもの頃病弱だったことで、なぜ自分が病気なのか? ということから)

会社勤めもしたが利益をあげていかなければいけない、社会人生活に馴染めない
正法眼蔵

仏教の言葉が自分の体験のどこに刺さるか?

自己であることは他者との関係性にある

自己を習うとは仏道を習うこと
仏道を習うことは、忘れることである

自分はどういうことをして人の役に立つのかな?
自分にとって大切な人は誰かな?
そう思って行動していくうちに自分らしさがわかってくる

同じことをするのに、人それぞれやり方が違う
やり方の違いによって彼はこういう人なんだなあ、と気づく
個性は自分で探すより、人のやり方の違い(他者の視点)からわかってくる

他者のことは自分には決してわからないと思って行動する
あなたのためをと思ってと言ってあげることが、本人は善かれと思ってやてあげることが、実際はその人のためになっていないこともある
子どものためと思ってやることが、子どもの虐待につながることもあり得る

善意や愛情のもとに人を支配することになりかねない
自分は他者のことがわかっていないという、ある意味での謙虚さは、相手を尊重することになる


自分の中にないものを求めることはないだろう
自分の中に「死」という霊的なことがあり、それを求めている
非日常的(死)なことが我々の中にある

「死」なぜ死んだのか?その理由、原因がわからない
ということが遺族にとての不安であり苦しみとなる
「なぜうちの息子が交通事故で死んだか?わからない!」
という気持ちを受け止めてあげる場所が必要

生きている時より、死んでしまった後のほうが死者の存在がリアルである

死者を呼びかけないではいられない場所
一人ではできない、他の場所ではできないが、ここではみんなやっているからできる

生と死は? ・・・わからない
なぜ人は生きるのか・・・わからない
生きることを課せられたことを引き受ける主体性を持つこと

苦しくても生きて行くには、受け入れること

仏教の本をいくら読んでも、生きることは素晴らしいというのは見つからなかった

他者との関係で自己があるなら、他者との関係をよりよくしていく
凝り固まった関係性はほぐしてやらなければいけない、発想の転換もある

他者との関係を充実させる 広く深くするには
どちらかの支配に飲み込まれるのではなく対等な関係
人を支配していこうとする人は、貧しくなる
AとBがあって関係があるのではなく
関係があってAとBがある、そこには他者に敬意をはらう

病院で、何にも出来ない患者さんがいる
患者さんがしゃべらなくてもその患者さんの目つきでどう思っているかがわかる

どんな状況であれ、どんな環境であれ 生きることを肯定できればいい
by myouonn | 2009-02-01 14:21

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by myouonn